中日新聞 多治見支局記者 吉本章紀さん
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- 2024年06月23日(日)
- 偉人伝
自分は黒子。取材した人、物に光を当てたい
ジェームズ・ディーンが好きで、汚れてもいい作業着感覚のジーパン姿が板につく吉本章紀記者(32)が、2024年3月から多治見支局に赴任しました。話題豊富で話が尽きない割に実は人見知り。「仕事柄、話さないと記事が書けないから」と笑います。
新聞の便利さを知ったのは大学時代。下宿先でテレビもネットもない生活を送り、唯一の情報源が大学に取り寄せられた全国の新聞。毎日学食で食べながら読みあさり、天気予報はもちろん為替相場や、世の中で何が起こっているのかが大体分かったと振り返ります。
記者になり、浜松、大垣、瀬戸、飛騨と担当し「取材先で関わった人たちの言葉に支えられてきた。記事内容に悩んだ時、誰を喜ばせたいの?と聞かれ、読者を喜ばせたい。と気付かせてもらった」と出会いに感謝します。 多治見はさまざまな種類の陶器がある街。ドラマのセリフの様になんでも『あるよ』と商品を紹介する市のPRはどうだろうか、と頭を巡らせ早くも多治見市民としての自覚が芽生えているようです。
月刊紙『マイタウンとうと』ライター・営業。岐阜市柳ヶ瀬、飲み屋街生まれのわりにはめっぽうお酒に弱いものの、大の飲み屋好き。これまでに調子に乗りすぎて経験した失敗談も数知れず。そんな根性・気合いで生きてきた中で、最近は息子に「根性なんて古い」と言われ凹みっぱなしの昨今です。
旅好きで時刻表が愛読書の時期もあり、「青春18きっぷ」にはこれまで何度もお世話になりました。
いまでも旅行の計画が一番のストレス発散方法。訪れる先々の地図までしっかり頭に叩き込み、地元の人も驚くほどその土地に詳しくなることも。インスタ映えな写真は撮れないけど、「そこそこいい写真を撮ってる」と自画自賛の日々です。さぁ、そろそろ旅にでますか…