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『加藤亮太郎作陶展』【ガレリア織部】

    • 2024年06月26日(水)
    • イベント

第二回 加藤亮太郎作陶展を開催

加藤亮太郎先生は、美濃の名窯幸兵衛窯に生まれ、伝統に正面から立ち向かい、自ら窯を築き、穴窯焼成にて志野や瀬戸黒を中心とした桃山陶の制作に邁進され、特に茶碗をライフワークとして、力を入れておられます。

また本年は、栄えある日本陶磁協会賞を受賞されるなど、目覚ましいご活躍をされておられます。

地元多治見で4年ぶり二度目の個展となる今展では、これらの作風に加えて、独自の技法である窯変織部、新たに取り込まれている瑠璃黒や熟柿などを加えた意欲作を展観いただきます。 これからの美濃を牽引する気概に溢れた作品を、この機会にぜひご高覧いただきますよう、ご案内申し上げます。

【プロフィール】

1974年 七代加藤幸兵衛の長男として生まれる
     祖父は加藤卓男
2000年 京都市立芸術大学大学院陶磁器専攻修了
2012年 越後妻有アートトリエンナーレ
     ミノセラミックスナウ(岐阜県現代陶芸美術館)
2014年 パラミタ陶芸大賞展(パラミタミュージアム)
2015年 幸兵衛窯八代目を継承
2016年 幸兵衛窯歴代展(古川美術館)
     PANK工芸(樂翠亭美術館・茨城県陶芸美術館)
2017年 引出用穴窯を築く
     天然黒ぐろ(INAXライブミュージアム)
2018年 志野三昧(岐阜県美術館)
     Milano Salone CASA GIFUⅢ(Miran,Italy)
     興福寺中金堂落慶法要にて千宗屋師による献茶道具として三彩天目を制作、奉納
2019年 個展十茶会(Goldmark Gallery,UK)
     茶~祈りと楽しみ(古川美術館)
2020年 個展(ガレリア織部)
2021年 岐阜県芸術文化奨励受賞
2023年 Mino Ware(Herend Porcelan Museum,Hungary)
2024年 日本陶磁協会賞受賞

会期
2024年6月29日(土)~ 7月25日(木)10:00~17:30
場所
ガレリア織部(岐阜県多治見市白山町2-222)
休館日
会期中無休
観覧料
無料
お問い合わせ
ガレリア織部
電話
0572-56-8830