街道歩きの達人
100街道踏破を達成‼ 小林潔さん
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- 2024年08月17日(土)
- 偉人伝
「道行会しでこぶし」代表 小林潔さん(75・脇之島町)
子ども時代住んでいた小田町の修道院をバックに
日本の街道歩き続け、今春、16年の歳月をかけ、京都の宇治街道で100街道踏破を達成した、「街道歩きの達人」小林潔さん(75・多治見市脇之島町)。
街道歩きを始めたきっかけは49歳の時、解離性大動脈瘤(りゅう)で生死をさまよい、運動が一切できず筋肉が衰えてしまい51歳からウォーキングを始めます。
59歳になり、NHKの「街道てくてく旅」という番組を見て、大病を抱えながら不安でしたが、「どうせ死ぬんだったらやりたいことをやろとう思って」決断、東京から京都までの中山道を、会社の休日を利用して32日間かけて歩き継ぎました。
小林さんの旅を楽しむコンセプトは、①自然との触れ合い②歴史を学ぶ③人との出会い、だそうです。出発前の情報収集は目的地の観光協会から資料を送ってもらいプランニング、交通費や宿泊代などの予算を立て、あとは体力勝負。
「結果論ですが、街道歩きをしたお陰でここまで生きてこられた気がします」と語ります。
これで街道歩きは終了し、所属している4つのウォーキングクラブや、鉄旅を楽しむ予定です。
歩き終えた街道ごとにまとめている、几帳面な性格
【講演会のお知らせ】
「街道歩き100回達成記念講演会」予定
日時 2024年10月29日(火) 10時~
場所 ヤマカまなびパーク(岐阜県多治見市豊岡町1-55 )
(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。