「書」と「野球」には通じるものがあるようだ。…
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- 2024年10月22日(火)
- ドラ番記者プラール
「書」と「野球」には通じるものがあるようだ。書道三段と達筆で有名な井上新監督。フェニックス・リーグの取材でその一端に触れた。
「字が下手な人は自然と右上がりになるんだよ。だから上がりそうになったら止める。上がりそうになったら止める。全体のバランスを取るのが大事なんだよね」
そう説明しながらノートに手本を書いてくれたのが宮崎の「宮」の文字。右側は勢いのまま書かれて全体的に少し右上がり、左側はバランスがよくどっしりして威厳を感じる。
上がりそうになるのを止めるー。その考えは野球も同じなのだとか。打撃で言えばアッパースイングになりそうになるのをこらえてレベルスイングに、投手でも上下のぶれが少ない投球フォームの方が制球の安定につながるようだ。
普段、ミミズがはったような字でノートにメモしている記者。その文字を見た井上新監督は「うん、なるほどね」の一言。字を見ただけで雑な性格も見抜かれたような気がした。
谷 大平
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