マイティラインとは

10日の侍ジャパンとチェコ代表との強化試合前。…

    • 2024年11月12日(火)
    • ドラ番記者プラール

10日の侍ジャパンとチェコ代表との強化試合前。通算2200試合に出場した名球会員が記者席の裏でソワソワしていた。

「始球式は人生初めてなんだよね。さっき井端さんに『昨日の小学生はいい球投げてたな』って言われて…。練習してるうちに、ちょっと肩が痛くなってきたよ」

声の主は始球式を務めた荒木さん。背番号2の「ARAKI」のネームが入ったジャパンのユニホーム姿を北京五輪以来、16年ぶりにお披露目した。捕手役は井端監督が務め、久しぶりの「アライバ」復活にバンテリンドームも盛り上がった。

結果はノーバウンドでボールが井端監督のミットに収まった。今は愛知の名門・中京大中京高で野球指導にも当たり、最近は選手に交じってスイングスピードを測ったらプロの平均に迫る130キロ台だったとか。通算2045安打を記録したスイング力も、まだまだ衰え知らずだ。

谷 大平