マイティラインとは

まるで吉本新喜劇を見ているかのような、見事なナイン…

    • 2024年11月21日(木)
    • ドラ番記者プラール

まるで吉本新喜劇を見ているかのような、見事なナインのずっこけっぷりだった。秋季キャンプ最終日の20日、沖縄での最後のメニューはアメリカンノック。その本数を決めるためにちょっとした余興があった。それは選手がキャッチャーフライを打ち上げて、それを自分で捕るというもの。3チームから代表者を出して早くクリアしたチームが少ない本数になる。

開始から5、6人は失敗続き。そんな中、橋本がきれいなフライを真上に打ち上げた。これで終わりか、と思われた瞬間、左腕はバットから持ち替えたグラブの土手に当てて落球。見守った全員がひっくり返って大爆笑していた。

井上監督が「苦々フェイスが見たいキャンプ」と命名した沖縄キャンプ。苦しそうな表情の合間に笑顔もたくさん見られた。「遊び心も大事よ。俺、そういうの得意だから」と指揮官。充実した日々が来季につながりますように。

長森 謙介