マイティラインとは

祖父への恩返し。三ツ間、うれしさいっぱいの好球

    • 2019年09月06日(金)
    • ドラ番記者プラール

前橋で4日に行われた巨人戦で好投した三ツ間。群馬県高崎市出身の右腕は、家族、親戚らも見守る中で故郷に錦を飾り、うれしさいっぱいの登板となった。中でも祖父の政次さん(90)に雄姿を見せられたことを、一夜明けて喜んでいた。

「おじいちゃんには初めてプロでの姿を見せることができました。昨日はすごく喜んでくれて、父らと電話で話した時、代わってくれて『良かったね』と言ってくれました」。三ツ間は小さいころ、両親が共働きだったこともあり、祖父母によく面倒をみてもらったという。現在も高崎市に住んでいる政次さんは、近くでの試合ということで球場を訪れた。まさに恩返しの好投となった。

さらには「子どもを見せることができたのも良かったです」。4月に生まれたばかりの伊吹ちゃんも一緒に観戦していた。三ツ間にとっても忘れられない夜になったようだ。

(井上洋一)