1年間1軍に帯同し続けた誇りを示すように、遠藤一星外野手（30）が25日のヤクルト戦で快勝に貢献した。途中出場し、六回の最初の打席で中前へ適時打。「本拠地最終戦だったので何とかいい形で終わりたいと思った」と振り返ると、七回にも右中間を破る二塁打で2打点を挙げてみせた。

2試合の出場に終わった昨季から一転、今季は105試合に出場している。だが、終盤は守護固めでの起用が目立ち、適時打は1カ月ぶりだった。「悔しさと、来年応援されるチームになれるようにという思いを持って打席に入った」。残り3試合、意地を見せ続ける。

• 遠藤 一星　※中日ドラゴンズ公式サイトへリンクします