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中西の背番号発表をファン同様に楽しみしていたのが・・・

    • 2025年12月11日(木)
    • ドラ番記者プラール

中西の背番号発表をファン同様に楽しみしていたのが智弁和歌山高時代に指導した中谷仁監督だ。中西とは今も連絡を取り合い、ドラフトで竜入りが決まると「やっとスタートできます。約束をなんとか形にできました」と大学からドラフト1位という約束をかなえた喜びの声が届いたという。

1997年のドラフトで同校から阪神に1位指名され、楽天、巨人でもプレーし通算15年で111試合に出場した恩師は、早くから中西の背番号に11番をイメージ。「(11番は)僕のドラフト同期の川上さんのイメージですし、高校OBの岡田も背負った番号。素晴らしい番号に縁があったらいいな」と熱望していた。

ようやくお披露目され、11番を背負いプロで躍動するのが待ち遠しい。「僕はプロで全く歯が立たなかった。後輩たちが入った球団でレギュラーを取るのが僕の夢でもあるんです。中西には『智弁和歌山ここにあり』というのを見せてほしい」。和歌山から中西を温かく見守っていく。

加藤慎也