マイティラインとは

キャンプ中、選手はファンのサインの求めに応じ・・・

    • 2026年02月15日(日)
    • ドラ番記者プラール

キャンプ中、選手はファンのサインの求めに応じペンを走らせている。記者も大学生の時、バイト代をため竜キャンプを訪れた。当時現役だった山井投手コーチらにサインをもらったのは、今でも大切な思い出だ。

逆に、少年時代サインをゲットし損ねた記憶が残る選手もいる。「嶋さんのサインボールが父のグラブをかすめて、すぐ後ろの人が捕っていったんです…」と思い出すのは伊藤。福島県出身の東北っ子は小学生の時、仙台に楽天の試合を観戦へ。楽天の嶋(現中日ヘッドコーチ)がスタンドに投げたサインボールを父と捕り逃したシーンは、今でも鮮明に覚えている。プロ野球選手になる夢をかなえ、今季は竜で嶋ヘッドと同じユニホームを着ている。「今なら、もらえますね」と笑みがこぼれた。

そんな思い出を話した背番号32は、練習の疲れを押して、小さな児童らを相手に丁寧にペンを走らせる。「野球人口も減っていますし、野球に興味を持つきっかけになれば」。サインを通じて右腕の思いがつながっていくことを祈っている。

加藤慎也