マイティラインとは

ドラフト5位の岡林、野手としても光る野球センス

    • 2020年01月25日(土)
    • ドラ番記者プラール

最速153キロはだてじゃなかった。新人合同自主トレで外野ノックを一人で受けていたドラフト5位の岡林。まさに糸を引くような送球で60メートルほど離れた場所へストライク返球をしていた。

「僕も投手から野手に替わったんですけど、あそこまで投げられるのにはびっくりですよ」。そううなったのはノッカーの近くで送球を受けていた広報の赤坂さんだ。強豪・浦和学院時代には打つ方では高校通算58本塁打を放ちながら投手としても活躍、プロでは投手から野手へと転向した経験がある。

赤坂さんは「マウンドで投げるバランスと外野で投げるバランスはやっぱり違いますからね」と説明してくれた。その難しい体の動きを難なくこなす岡林は、地肩の強さだけでなく野球センスも一級品のようだ。

(谷大平)