今シーズン後半から存在感を示した広島・末包…
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- 2023年11月09日(木)
- ドラ番記者プラール
今シーズン後半から存在感を示した広島・末包。彼をよく知る存在がその人柄を教えてくれた。「底抜けに明るくてとにかくいいやつ。それに尽きますね」。東洋大で同級生だった梅津だ。
右腕が最も印象に残るのは4年秋のリーグ国学院大戦。第1戦で先発した梅津は6回途中4失点。実は直前に母・明美さんが脳出血で倒れ、平常心でいられなかった。失意の右腕が合宿所の風呂場にいるときだ。スピーカーを手にした末包が現れた。何も声を掛けるわけではない。ただ高橋優の「明日はきっといい日になる」を流してくれたことを覚えている。「僕、笑っちゃいましたもん」。2日後に大学で唯一の白星を挙げた。
「絶対に下を向かない。それが末包です」。元チームメートの話から感じた人間力。来季も手ごわい存在になりそうだ。
長森 謙介
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