マイティラインとは

「まさか一緒のチームになるとは思わなかったですよ」。…

    • 2024年01月28日(日)
    • ドラ番記者プラール

「まさか一緒のチームになるとは思わなかったですよ」。声の主は育成選手の竹内。右腕が指す存在はドラフト3位の辻本(仙台大)だ。2人とも札幌市出身。何度も対戦経験があるという。

竹内が真っ先に挙げたのは札幌創成高2年の夏休み。「練習試合で対戦したとき、彼の左手に死球を当てて骨折させてしまいました…」。それ以降も大会や練習試合などで辻本が主将を務めていた北海高と対戦したが、勝つことはできなかったという。ただ、辻本側から見れば、「対戦する度に球速が上がって点が取れなくなった。嫌なピッチャーでしたよ」と振り返っていた。

高卒で先にプロの世界へと飛び込んだが、故障続きだった竹内。「早く支配下になって一緒に試合に出たい」。1月中にリハビリを終え、春季キャンプからは全体メニューに参加する予定。同学年と同じ舞台に立つためにはい上がる。

長森 謙介