今季からウエスタン・リーグに新規参入するくふうハヤテとの初対戦が2、3日にナゴヤ球場で行われた。くふうハヤテは元NPB選手や独立リーガーなど多様な経歴の選手が集まっており、両チームの選手やスタッフがあいさつを交わす姿が多く見られた。

3年目左腕の石森もその一人。九州アジアL･火の国サラマンダーズ時代にバッテリーを組んでいた深草駿哉捕手と再会した。2人は同じアパートの2つ隣の部屋に住み、石森が食費を負担する代わりに深草に食事を作ってもらっていたという。久々の再会に「もともと小さいんですが、一段と体が小さくなったように見えました」と冗談を飛ばしていた。

石森は2日の試合で6回に2番手として登板。途中出場した深草の第1打席が7回だったため、惜しくも対戦はなかった。1軍を目指す石森は「対戦する機会が少ない方がいいですが」としつつ、「対戦する時はしっかり三振を取りたいです」と笑顔。2人の勝負にも注目していきたい。

後藤　正樹