マイティラインとは

昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦…

    • 2024年08月08日(木)
    • ドラ番記者プラール

昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦の映像を久々に見た。2点リードの5回から登板したのは快進撃を続けている高橋宏。結果を知っている今見てもワクワク、ドキドキできる。

このときの投球を通じて、トラウトを三振に取った男として世界中に名を売ることになるのだが、改めて見ると、他に対戦したのも世界トップクラスばかり。先頭は現在ドジャースで大谷の同僚のベッツ。「小柄な人が出てきたなと。その後を考えるとまずはこの人抑えないとって感じでした」。怖いものしらずというか、知らぬが仏と言うべき…。しかしボテボテの三塁へのゴロが、これが内野安打に。「めっちゃ足速いし、ほんとやばいと思いました」

そんな心臓バクバクの状況から後続を断ち無失点。「相手のことあまり知らなかったし無我夢中だったのが良かったです。もう1回抑えろと言われても厳しいかも」。いや、今の高橋宏なら相手を知った上で抑えてくれるだけの力を持っている。

土屋 善文