ヘッドスライディングで試合終了を迎える。…
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- 2024年08月16日(金)
- ドラ番記者プラール
ヘッドスライディングで試合終了を迎える。グラウンドの土を持ち帰る。絶賛開催中の夏の甲子園にあって、球児の終わり方として象徴的なシーンとなっている。過去に世代トップを走った元球児はどうだったか。
コロナ禍のため春のセンバツの代替ゲームとして夏に甲子園で試合をした中京大中京出身の高橋宏。聞くと、何とも右脳らしい。
「持って帰っていません。何でかって。だって、ただの土ですよ(笑)。汗が付いたかったとか、感傷的にはなりません。土を物質としてもシンプルに捉えていました。
夏の甲子園を制した東海大相模の小笠原はどうか。目がいったのは芝生だとか。「みんな土でしょ。一緒が嫌だから、甲子園練習の日に外野を走って、芝生をちょっと引っこ抜いて、ユニホームのズボンのポケットに入れました。」 練習の芝生もいっぱい。
「当たり前ですけど、枯れました(笑)。行く先は不明。土と球児。人それぞれでした。」
川本 光憲
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