「準備」と「即妙」~パーティーの経験から~
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- 2024年12月28日(土)
- 新聞女子、始めます!
こんにちは。新聞女子ライターりょうこです。
先日、私がたずさわっているオーストラリア・ジャラハニー(はちみつ)のミニレセプションパーティーを主催しました。ほぼ一人で企画したこともあり、入念に計画を立てて臨みましたが、慣れぬなか、予期せぬ状況への対応が大変でした。
進行上、少し想定と違った場面が何度も訪れるわけですが「どうすれば良いか(どうしたら楽しんでもらえるか)」を考えては、その時々の発想でちょっとしたアレンジを加え、なんとか盛り上げることができました。
ライブなのでなかなかのプレッシャーでしたが、無事に終われたことで、私自身、なんとなく一回り成長したような気がしています。
「即妙」という言葉があります。その場に即応して機転をきかせるという意味です。今回のことからも、しっかりとした準備と、その場の流れや空気に合わせる即妙とのバランスがとても大切なのを学びました。
そんな経験から、改めて新聞について考えると、印刷の直前まで周到に準備されつつも、その瞬間にも本社に届く情報に応じて紙面を差し替えるのは、まさに当意即妙。
印刷工場からの輸送距離と時間によるのだそうですが、実際に中日新聞(朝刊)は見出しや写真を変えながら三回作り直しているのだそうです。そうであれば、新聞はもう単なる情報の集合体ではなく、作り手の思いと工夫の詰まった作品ですね。
そしてその背景に気づくと、作り手への敬意が。自分が主催したパーティーでの経験がきっかけとなりましたが、新聞はボタン一つで作られているのではありません。準備と即妙、人の英知で作られています。
2018年に大手WEBでは載らない岐阜県多治見市近辺に特化した情報を集め公開スタート。
中日新聞の月刊ミニコミ紙『マイタウンとうと』の記事も一部配信。
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