マイティラインとは

子どもの書いた野球ノートにビックリした。

    • 2025年02月23日(日)
    • ドラ番記者プラール

子どもの書いた野球ノートにビックリした。「プロ野球選手でも基礎練習ばかりやっているから、ボクもやろうと思いました」「プロ野球選手でも準備体操をしっかりやっているから、僕もやろうと思いました」

共通しているのは、「プロ野球”でも”」。少年は派手なプレーを見られるとワクワクしていた。実際に目に飛び込んできたのは、正面付近へのノックに対して基本に忠実にさばき続ける選手だった。

記者の子どもが所属する少年野球チームの児童が1クールに1人はアグレスタジアム北谷に来た。平日に沖縄へ来られるのは、愛知県のシステム「ラーケーション」を使うから。ラーニング(学び)とバケーション(休暇)を合わせた造語。観光そっちのけで何時間もグラウンドに視線を送っていた。

基本と極意は近い関係にあるだろう。それを感覚的に気づけた少年は、きっと今は下手”でも”頑張れる。

川本 光憲