ドラ番になって約1カ月。年内に、あいさつしたい元選手が…
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- 2020年12月30日(水)
- ドラ番記者プラール
ドラ番になって約1カ月。年内に、あいさつしたい元選手がいた。ナゴヤ球場での自主トレの手伝いを終えたタイミングで呼び止めると「あれっ、お久しぶりです」。声の主は、今季限りでユニホームを脱いだ阿知羅拓馬さん。名古屋で柔道整復師を目指すという。
10年ぶりの再会だった。岐阜県の大垣支局で駆け出しだった記者と、大垣日大高3年の「拓」同士。2010年のセンバツ準々決勝の試合前には「最後はバックスクリーンに向かって、ガッツポーズします」とひそかに宣言し、有言実行の完投勝利。翌日の紙面に活用させてもらった。
「プロでの7年間、やり切りました」と前向きに見据える第二の人生へ、高校時代の恩師・阪口慶三監督からも「いい選択だ」と背中を押してもらった。19年のプロ初白星は、中日の令和初勝利。そんな右腕がいつか、令和の竜の黄金時代を下支えしてくれることを願っている。

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