多治見市・川南地区の活性化を 東海中学の生徒が提案
-
- 2025年05月11日(日)
- 新名物
岐阜県多治見市役所本庁舎周辺の古い町並みの活性化を考える「川南まちづくり実行委員会」に所属している東海中学校(名古屋市)の髙山啓教諭(39・多治見市)は昨秋、1年生の総合学習「情報活用」の授業で「川南地区の活性化」をテーマにしました。

髙山教諭
別の授業でSDGsが話題になったとき、「僕たちから社会を変えていこうよ」と前向きな意見が多かったことから、町おこしについても真剣に取り組めるのではと考え、実行委員の柴田雅也市議長に連携を打診したところ快諾を得ました。
昨年11月、生徒が川南地区を実際にフィールドワークし、現地の魅力や課題を探りました。

フィールドワークする生徒たち
その発表会が2月末、学校の授業参観として行われ、「銀座商店街を陶磁器のキャンドルなどでレトロ風に」や、「SASUKE(サスケ)ができるアスレチックコースを」など、男子中学生ならではの提案が紹介されました。

発表風景
髙山教諭は「生徒は粘り強く考えてくれた。学外の方々との関わりは生徒の刺激になったと思う」と成果を感じていました。

(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。