ナゴヤ球場のスタンドから新人合同自主トレを視察している…
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- 2021年01月26日(火)
- ドラ番記者プラール
ナゴヤ球場のスタンドから新人合同自主トレを視察している荒木コーチのもとに、若手があいさつをすべくコンクリートの階段を駆け上がっていった。「ここをスパイクで走ると危ないよ。そんなに慌てなくていいから」。とっさに声をかけていたのが印象的だった。
現役時代、タクシーに同乗したときのこと。荒木コーチは記者よりも年上。もちろん「奥へどうぞ」。だが、違った。「奥行って。この動きは腰に悪そう。今はやめている」。確かに座ったまま横にスライドする動きは普段しない。そのときすでに30代後半。そこまで注意を払いながら暮らしているのかと驚いた。
「万が一だよね」。9999回は大丈夫でも、最後の1回で野球人生が暗転することがある。その想像力があるかどうか―。荒木コーチのひと言は問い掛けている。

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