多治見市立滝呂小学校に出前授業
「新聞記事の秘密」
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- 2022年11月04日(金)
- いいね新聞生活
滝呂小学校からの要請を受け、中日新聞社では、新聞に興味を持ってもらうことを目的に、NIEコーディネーターの伊藤彰敏さんによる出前授業を滝呂小学校5年生3クラスで行いました。
この日のテーマは「新聞記事の秘密」。毎日、自宅に届く新聞がどうやって作られているかを学びます。
まずは子どもたちの雰囲気が和むよう「新聞には、記者の似顔絵が掲載されていてね、私の似顔絵もあります。どんなふうになっているかな!?」と話題を振り、画面に映し出されたのは「まなぶぅ」になってしまった先生。
「あれっ、私はまなぶぅになってしまったね」と…。教室中は笑いに包まれ、楽しい雰囲気の中、授業は始まりました。
記事にあがった6,000~7,000本の原稿の中から約300本に絞り、校閲、3回の編集など毎日繰り返される作業の大変さに「へぇ~それを毎日やってるの?すごい!」と声があがりました。
記事の構成は、「見出し」「リード」「本文」を組み合わせて作られていることをパズルにして、実際に張り付けていきました。
写真記者については、「例えば野球の試合で、1つの記事に掲載する写真を1試合で何枚撮ると思う!?」の質問に「500枚」「1000枚」などの答えに「1試合に約11,000枚撮るんだよ。そして使われるのは多くても10枚程度」と回答。
「えぇ~そんなに撮るの?」と驚く子どもたちでした。
伊藤さんは「記者は、常に現場へ出向きます。現場の臭い、空気を感じることでより事実を伝えられ、現場の生の声とともに届けています」と話しました。
子どもたちからは、
「新聞を作るのに、たくさんの人たちがチームワークでやっていて、情報をいち早く伝えるために、見出しや文、全てに魂がこもっているんだなぁと感じました」
「おじいちゃん宅でたまに新聞を読みます。作り方の秘密や、大変さがよくわかりました。これからも新聞を読みたいと思いました」
との声が聞かれました。
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