マイティラインとは

多治見市文化財保護センターで土びな展示
素朴な味わいが魅力

    • 2023年03月11日(土)
    • イベント

土びなは、おもに江戸時代から昭和の中頃にかけて、庶民の暮らしを彩った土製の人形です。安土桃山時代に、伏見稲荷の門前で売られていた土人形(伏見人形)が、全国的に伝わり、日本各地で作られるようになりました。東濃地方やその周辺でも明治時代から製造されてきました。安価に大量にできることから庶民にもてはやされ、節句の祝いの席に飾られたそうです。

多治見市文化財保護センターでは、大正から昭和初期に作られた約50体の土びなを所蔵。その中から状態の良い土びなを展示しています。

桃太郎や浦島太郎などの昔話の登場人物や、加藤清正、豊臣秀吉などの歴史上の人物をかたどった人形。人形には、縁起の良いモノや、教訓を込めたモノもありとても興味深いです。

会期
4月上旬ころまで
9:00~17:00
場所
多治見市文化財保護センター
休館日
土曜・日曜・祝日
入館料
無料
住所
岐阜県多治見市旭ケ丘10丁目6-26
お問い合わせ
0572-25-8633