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多治見ぶらり散歩Part3 高田町

    • 2018年08月16日(木)
    • ぶらり散歩

百年以上続く窯元 陶工の歴史が息づくまち

「高田焼」に地名を残す高田町には、百年以上続く窯元が数々あります。良質な粘土が採れる高田では、昔から「湯たんぽ」「薬土瓶」「すり鉢」などの日用雑器を作り続けてきました。よく晴れた日、窯元ではそうしたよく目にする雑器の天日干しの風景に出会えます。

昔よく見た湯たんぽが今でも同じ製法でつくり続けられています。

カフェ「はしや・よきとき」にある「窯もとみちくさマップ」を受け取り、散歩が始まります。地図に従い辿り歩いていくと、市指定天然記念物の樹高21.5mにもなる「高田のケヤキ」があります。低い樹木が多い多治見市では、大変珍しい大樹だそうです。秋頃には綺麗な紅葉が見られるかもしれません。

樹高21.5mにもなるケヤキは町のシンボルにもなっています。

高田には、人しか通ることのできない細い道がたくさんあります。これは昔、陶工が共同窯場に向かうときにもろ板を担いで歩いた道です。土の中には、陶器の欠片が埋まっており、歴史の片鱗がうかがえます。また道中には、山只華陶苑の加藤智也さんが制作されたオブジェなども見られ、とても興味深いですね。

第56回ファエンツァ国際陶芸展グランプリを受賞された加藤智也さん制作のオブジェ。

寒い冬の温もりに欠かせないのが、400年以上続く窯元「彌満丈欅窯」がつくる湯たんぽ。湿度を持った温かさで、足の裏からじっくり温めてくれます。最近では、自然な色合いの湯たんぽが人気だそうです。作業風景も見学させてもらえます。

コースを一周して、再び「はしや・よきとき」へ。高田焼の汽車土瓶でいただくチャイと、瓶に入った温かい「かめけーき」がおすすめです。また、何時に来店してもモーニングが注文できるといううれしいサービスもあります。

はしや・よきときではモーニングがいつでも食べることができ、高田焼の器にも触れられます。

懐かしい日用品の制作現場を見ながら、歴史を垣間見ることができる高田の町をのんびり散歩してみませんか。