マイティラインとは

さっそうと走ってくる姿が…

    • 2023年10月06日(金)
    • ドラ番記者プラール

さっそうと走ってくる姿がいつも楽しみだった。7月初旬の横浜スタジアムでのDeNA戦。6月に支配下登録を勝ち取ったばかりの松山がブルペンからリリーフカーに乗らずに走ってマウンドに向かってきた。

あの車に乗るのも中継ぎならではの楽しみなのでは…と思っていたが、試合後にその理由を聞いてみると松山は「自分らしく行こうと思って」とギラギラしたまなざしで一言。投球のみならず、猪突(ちょとつ)猛進スタイルを感じられた。

登板前は特に気合が入っているようで、東京ドームでは気合が入りすぎるあまり、マウンドへの道順を間違えることもあったとか。9月の横浜でも「きょうも走っていたね」と声を掛けると「真っすぐにマウンドを見つめていきました」。これからも松山らしくあってほしいと思うのであった。

土屋 あいり