中日新聞 多治見支局記者 伊藤敢太さん(23歳)
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- 2023年10月25日(水)
- 偉人伝

伊藤敢太(かんた)さん
やってみなきゃ分からない
先月、入社して最初の赴任地、中日新聞多治見支局に着任した記者の伊藤敢太(かんた)さん。県内羽島市出身で、小学生の頃から新聞に親しみ、スポーツノンフィクション雑誌『Number』が好きだったこともあり、物書き志望でした。
新聞記者は人と会って話しをするのが仕事。一見物静かな雰囲気を持つ伊藤さんは、「正直、あまりこの仕事には向いていないんじゃないかと思っていました。人との距離を縮めるのに時間がかかるので」と話します。しかし、多治見に来て、どこへ取材に行っても温かく、丁寧な対応をしてくれる人たちと出会っていくうちに、「やってみなきゃ分からない。苦手だと自分が思い込んでいただけなんじゃないのかな」と感じるようになったそうです。
小中高と野球部で、スポーツ好き。それと並んで車にも興味があり、「トヨタの豊田章男会長にインタビューしてみたい」と熱いまなざしで真摯に話しました。

取材ノート

(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』の編集長をしています。短大卒業後、証券会社で営業OL、新聞社系出版社で編集者を経験。子育て中は時間で終わる公的機関でパートをし、10年振りに編集復帰しました。スポーツは見るのも、やるのも大好きで、ジム通いも同じく復活。展覧会、映画、芝居など外へ出て行くのも好きですが、家から出ないでジトーっとしてる時間が必要です。