懐かしい声が迎えてくれた。27日、記者は中日からドラフト2位指名を受けた三菱重工East・津田の元へ足を運んだ。すると「お久しぶりです。お元気そうですね！」。声を掛けてくれたのは、元竜戦士の武田健吾外野手(29)だ。

オリックスからトレードで加入した19年のみ取材させてもらった。22年から社会人野球の世界に身を投じ、同年の都市対抗野球ではENEOSの補強選手として同大会優勝を経験。三菱重工Eastでも5番を担う。「プロとは違う一発勝負の緊張感を日々味わっています」と話してくれた。

津田にとってはよき兄貴分。「今年に入ってからプロの環境やキャンプでの練習のことをよく聞いてきました。やんちゃそうな見た目ですが、根は真面目な子ですよ！」。今でも中日戦は欠かさずチェックするという武田。今後はさらに目が離せなくなるに違いない。

長森　謙介