マイティラインとは

11月は侍ジャパンの一員として経験を積んだ清水…

    • 2023年11月26日(日)
    • ドラ番記者プラール

11月は侍ジャパンの一員として経験を積んだ清水。リリーフとしての初めての快感は花咲徳栄高3年時、2017年7月27日の埼玉県大会決勝・浦和学院戦だったという。

当時のチームは清水と綱脇慧(現ENEOS)とのダブルエース。ただ、「僕たち、絶対にかみ合わなかったんです。どちらかが抑えても、絶対にどちらかは打たれるみたいな。初めて完璧にリレーを決めたのがあの試合でした」。清水は3点リードの7回から登板。3イニングを無安打5奪三振の好投で締め、甲子園の切符をつかんだ。さらに聖地でもリリーフエースとして躍動し、優勝。あの日の感触は今も原点だ。

中継ぎだと緊張はあまりしないタイプ。「一瞬だけスイッチを入れればいい。先発はどうも変な緊張感があって、何だか…。だから僕、先発できなかったんでしょうね」。今でこそ、そう笑う。これからも失点が許されない世界のマウンドで輝いてくれるはずだ。

土屋 あいり