龍に導かれ 一筆龍でご縁が繋がる
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- 2024年02月19日(月)
- 偉人伝
芸術書家の堀田那生裕さん(滝呂町)は、龍の胴体を「一筆書き」で描きます。「ひとふでがき」とは、字の通り、筆を紙に置いて、一気に描き切るということです。
ウロコ、色の濃淡、色の使い分け・・・とても一筆で描いとは思えません。また、一筆龍は一筆で描くことから、ご縁、お金、仕事の縁が途切れず縁起の良いものとされています。
キラリと光る龍の眼はネイルなどに付けるもの
堀田さんは子どもの頃から絵を描くことが好きで、約7年程前、なぜか名前に「龍」が付く人と何人にも出会い、出店していたイベントで一筆龍を描く動画を見せられ、導かれるように自然と龍を描き始めたそうです。
京都の一筆龍画家のところへも勉強に行き、交流を深め、磨いた技術で、筆の先と腹を使い、筆の先に3色付けて描く方法を取得したそうです。
堀田さんの本職は福祉施設の施設長。35年働いていて、利用者に絵の描き方も教えています。「今年は辰年。いろんな所へ行って一筆龍を紹介していきたい」。
福祉施設の利用者に誕生日プレゼントする富士山は大人気。
@atorienao
あとりえ尚
(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。