国際陶磁器フェスティバル美濃実行委員会 事務局長 細野道仲さん PRを強化し過去最多の応募数
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- 2024年10月15日(火)
- 偉人伝
国際陶磁器フェスティバル美濃実行委員会
事務局長 細野道仲さん(63)
2024年10月18日(金)から始まる「国際陶磁器フェスティバル美濃’24」の事務局長・細野道仲(みちなか)さんは、2002年、6回目の同フェスで事務局のリーダーを務め、苦い思い出がありました。
当時の「国際陶磁器展美濃」の応募書類は全て紙、2千を超える現物の作品審査など、膨大な作業量でした。審査会の準備不足から上手く進行できず、審査員からおしかりを受けたそうです。
約20年振りに戻った事務局は、Web申請、画像審査とデジタル化されていて、「これなら行けるぞ!」と感じ、準備に着手します。
継続性を重視するため、空白期間のあった事務局が常設化されたこともあり、海外PRを強化すべく世界8カ国を回りました。「過去の海外受賞者たちが『MINOのためなら』と、通訳や手配など助けてくれたんです」と、これまでのレガシーと相まって、77の国と地域から3,890と過去最多の応募作品となりました。
細野さんは、「メインの展覧会以外の副催事であるオカリナ演奏や美濃Re(みのり)ランチなど、五感で美濃焼の魅力を感じてもらいたい」と呼び掛けます。
趣味は夫婦でテレビなどから収集した飲食店情報を、「あそこのあれ」と言って、食べに行くことだそうです。
(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。