店には最後まで活気があふれていた。…
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- 2024年12月31日(火)
- ドラ番記者プラール
店には最後まで活気があふれていた。ドラゴンズの選手もたくさんお世話になってきた豚しやぶ店「豚道名駅店」が29日、ビル解体による立ち退きのため閉店した。
たっぷりのネギといただく岐阜県瑞浪市のボ1ノポークのしゃぶしゃぶが名物で、プロ、社会人問わず、多くの野球関係者が通っていた。一品料理も豊富で、浦井はコブクロ焼きが好きだったし、松山はレバニラに感微していた。大島、涌井、小笠原が同時に来店し「バンテリンの食堂みたい」と笑い合っていたこともあった。数え切れないほど多くの選手が訪れ、記者もここで多くの時間を過ごした。そんな光景はずっと続いていくものだと思っていった。
名古屋での登板後は必ずと言っていいほど通っていた小笠原は最終日も訪れ「さみしいですね」とぽつり。豚道の別店舗は通常通り営業しているが、店の「名物大将」の橋本昭さんは次の物件を探す日々。「また頑張らんとね」。始まりがあるものには終わりが来る。そんな当たり前のことをかみしめる。それぞれの転機と、それぞれの年の瀬。今年も一年間ありがとうございました。
土屋 善文

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