とうしん美濃陶芸美術館
上席学芸員 與語小津恵さん
-
- 2025年07月22日(火)
- マイッティーな人
とうしん美濃陶芸美術館 上席学芸員 與語小津恵さん(よご・こずえ 54)
学芸員と陶芸作家
岐阜県多治見市虎渓山町にあるとうしん美濃陶芸美術館で、美濃陶芸文化の発信を行っている與語小津恵さんは名古屋市出身。
幼い頃より芸術好きの母に連れられて展覧会やクラシックの音楽会、能、歌舞伎などを鑑賞、物づくりが大好きな本人いわく「ちょっと変わってる子」でした。
彫刻家を目指し愛知県芸大に入学しますが、陶芸に出合い染付の作品を制作、公募展や個展などに出品し、「田舎に住んで、食器を作って暮らしたい」と考えるようになりました。
多治見工業高校の講師を勤めていたところ、とうしん美濃陶芸美術館から学芸員のオファーがあり、「美術を見るのが大好きで、展示する作品を一番最初に触れられるうれしさ。それを皆さんにも紹介したいという思いも強くなってきて」引き受けました。
作家としては個展で作品を発表、「結局、作りたいんですよね。やめないということは」と語ります。
趣味は陶芸家として体力づくりで始めたカーリング。昨年シニア大会で全国大会の一歩手前までいきました。
現在開催中の展覧会情報
- 日時
- 2025年7月3日(木)~9月26日(金)
- 関連サイト
- 岐阜県重要無形文化財保持者「玉置保夫×林正太郎」展

(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。