【レポート】【多治見市美濃焼ミュージアム】多治見市指定無形文化財「志野」認定 「安藤工」展
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- 2025年09月25日(木)
- イベント
絢爛たる志野、広がる伝統 多治見市指定無形文化財「志野」認定の陶芸家・安藤工さんの展覧会
多治見市美濃焼ミュージアム(岐阜県多治見市東町)では、令和5年度に多治見市指定無形文化財「志野」の保持者認定を記念した特別展「安藤工」展が開催されています。
陶芸家の安藤工さんは多治見市市之倉町の仙太郎窯4代目として、美濃の百草土(もぐさつち)を使用し穴窯(あながま)で焼成した独自の緋色(ひいろ)の志野を表現しています。
また象嵌(ぞうがん)技法を用いた「志野彩文(しのさいもん)」で新たな志野を追究しています。
2025年9月13日に行われた開会式で安藤さんは「今日は僕の誕生日で56歳になりました。父(陶芸家の日出武)は87歳で、あと30何年できるのかなと思っています。感謝の気持ちを忘れず、一人でも多くの人の琴線に触れるような作品を創っていきます」と決意を述べました。
令和7年度 多治見市美濃焼ミュージアム特別展「安藤工」展
- 会場
- 多治見市美濃焼ミュージアム ギャラリーM1
(岐阜県多治見市東町1-9-27) - 会期
- 2025年9月13日(土)~2026年1月25日(日)
- 開館時間
- 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日
- 月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日~1月3日)
- 料金
- 一般500円
*高校生以下、障がい者手帳の交付を受けている方とその付き添いの方1名は無料
特別展のため、年間パスポート(常設展のみ)は利用できません - 電話
- 0572-23-1191
- お問い合わせ
- 多治見市美濃焼ミュージアム

(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。