【岐阜県現代陶芸美術館】フィンランドデザインの巨匠「タピオ・ヴィルカラ 世界の果て」
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- 2025年11月22日(土)
- イベント
日本初回顧展。フィンランドデザインの巨匠、タピオ・ヴィルカラの300点を超える展示
フィンランドのモダンデザインの巨匠タピオ・ヴィルカラ(1915~85)の日本初回顧展が岐阜県現代陶芸美術館(多治見市東町)で開催中です。
フィンランドのガラスメーカー・イッタラのデザイナーとして活躍しましたが、ガラスのみでなく、磁器、銀食器、紙幣、切手、照明などあらゆる素材を使い、幅広く生み出してきた300点を超えるプロダクトが展示されています。
今回は自ら開発した積層合板のオブジェから展示が始まります。担当学芸員の立花昭さん(55)は「ヴィルカラは素材の全てを知り、職人と一緒になって自分でやらないと気が済まない人でした。積層合板でリズミックなラインを作り出しています」と解説。
積層合板の「コティロ/貝巻」
また、最後の映像では、電気も通っていないラップランドでの暮らしから、自然を愛し、道具を作り、湖に作品を並べて自然光で撮影する様子が伺え、ヴィルカラのデザインの源泉を感じることができるかもしれません。
ガラスシリーズ「ウルティマ・ツーレ」300個のインスタレーション
- 会期
- 2025年10月25日(土)~2026年1月12日(月・祝)
- 開館時間
- 10:00~18:00(入館は17:30分まで)
- 場所
- 岐阜県現代陶芸美術館(岐阜県多治見市東町4-2-5 セラミックパークMINO内)
- 休館日
- 月曜(月曜が祝日の場合は開館、翌火曜休館)、2025年12月29日(月)~2026年1月3日(土)
- 料金
- 一般1,000円 大学生800円 高校生以下無料
- 電話
- 0572-28-3100
- HP
- 岐阜県現代陶芸美術館
- @momca.gifu.museum
- X(twitter)
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- https://www.facebook.com/cpm.gifu.museum?ref=hl

(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。






