マイティラインとは

本町オリベストリート周辺をご紹介! 吊るし鯉のぼりを探しにでかけてみてはいかがでしょうか。

    • 2020年05月18日(月)
    • ぶらり散歩

自分好みの町並みを探しに 本町オリベストリート周辺

多治見橋のシンボル的な街灯から出発。初夏を思わせる日差しの下、土岐川の心地いい風を感じて橋を渡ります。

本町オリベストリートでは、6月5日(金)まで『屋根より~低い鯉のぼり~』と称して「吊るし鯉のぼり」が、参加している各店舗で展示中です。古布で作られた愛らしい鯉のぼりを探しながら散策を楽しんでみてください。

産業文化センターからぎんざ商店街へと続く通り。地元の情報を中心に発信するラジオ放送局FM PiPiはこちらから放送中です。そして、昨年9月に築52年の空きビルをリノベーションしオープンした新町ビルでは、人とモノとの新しい交流を提案し、情報発信の拠点として注目されています。

 新町ビル

その先へ進めば県内でもわずかに残るアーケードぎんざ商店街。昭和レトロな雰囲気が漂う喫茶・軽食のモリタや、活気あふれる掛け声の八百屋の安藤商店などが、地元の人に愛され続けています。

商店街の中央辺りには岐阜県記念物(史跡)に指定(昭和32年)されている多治見国長邸跡や、「多治見国長公遺址」公園もあります。

多治見四郎次郎国長は美濃国守護土岐頼貞の同族で、頼貞の十男頼兼とともに後醍醐天皇の鎌倉幕府討幕計画に参加しました。しかし、一族舟木頼春の妻の密告により露見し、正中元年(1324年)9月19日に国長の宿所であった京都錦小路高倉の邸は、六波羅探題の軍勢に包囲され、勇敢に戦った末、非業の最期をとげました。これを正中の変といい、『増鏡』や『太平記』などに記されています。(参考・多治見市教育委員会)

邸の広さは、ここから縦横100mほどあったといわれます。

本町オリベストリート界隈には、さまざまな要素を楽しめる町並みが広がっていますので、自分好みの散歩道を探してみてはいかがでしょうか。