マイティラインとは

高橋記者に続いて、取材ノートを振り返るリレー。

    • 2020年11月25日(水)
    • ドラ番記者プラール

高橋記者に続いて、取材ノートを振り返るリレー。沢村賞に輝いた大野雄は5年前、同賞とどのような距離感だったか。ノートをめくってみた。

尋ねていたのは2016年1月上旬。3年連続2桁勝を収め、15年はリーグトップ207イニング1/3をマークしている。「何かタイトルがほしい」と語る左腕に、「沢村賞は?」と質問している。

「それだけは言えません。格が違う賞ですから」。15年シーズンは同学年の広島・前田が沢村賞をゲット。そのままメジャー挑戦を表明する右腕に「尊敬の対象です。彼が抜ければ、セ・リーグの人気は落ちるかもしれません。マエケンに代わってリーグを盛り上げる投球をみせたい」と話している。

沢村賞に輝いても、当時に掲げた4年連続2桁勝と最多勝はかなえていない。大野雄、ぜひ実現させてください。