マイティラインとは

大野雄が沢村栄治が在籍していた京都学園に沢村賞の金杯を…

    • 2021年01月12日(火)
    • ドラ番記者プラール

 大野雄が5日に沢村栄治が在籍していた京都学園(旧京都商)に沢村賞の金杯を持って訪れた。名古屋に戻ってきた大野雄は「前から銅像があるというのは知っていたんですよね」と話していた。

 昨年実は“ニアミス”していた。3月7日の楽天とのオープン戦。球場は静岡・草薙球場だった。1934年の日米野球第10戦、17歳の沢村がベーブ・ルース率いるアメリカ打線を8イニング1失点に封じるなど快投を見せた伝説の舞台だ。正面入り口前には、沢村とベーブ・ルースの銅像が向き合う形で置かれている。

 その楽天戦で大野雄は4イニング8安打7失点。3試合連続で炎上となり沢村さんに思いをはせる間すらなかった。「でもそこから始まったんですよね」。次の登板から復調の気配をみせ、その後の活躍は言うまでもない。不思議な縁を感じずにはいられない。