マイティラインとは

多治見ぶらり散歩Part5 池田町周辺

    • 2018年08月20日(月)
    • ぶらり散歩

旧宿場町の面影を探して

池田町は江戸時代、中山道と東海道を結ぶ「下街道」(脇街道)の宿場町として、お伊勢参りや善光寺参りの旅人が通行したり、地域の特産「美濃焼」を名古屋へ運んだりして繁栄していました。現在もその面影を残す池田町。池田町屋公民館を拠点にお散歩スタート! 下街道の名所、津島神社 牛頭天王。池田町屋の内津峠からの入り口に当たり、西からの疫病や伝染病、災難から逃れるために祀られました。その先に池田町屋公民館があります。公民館ではこの地の歴史や文化を、民具や歴史資料を収集保存して後世へと伝えています。そこから北へ進むと「石堂山永泉寺」があります。池田五山の一つであった蓮華院を再興して現在の地に移転し、寛文年間に曹洞宗の寺院として寺号を改め、名古屋の善篤寺から雲山大和尚を開山として迎えたのが始まり。かつての井出打五山の仏像の多くが受け継がれています。庭園の樹高28mにもなるイチョウは、市指定天然記念物に指定されています。秋に黄色く色付く様は見事です。まさにインスタスポット間違いなし! 北方向、赤坂方面の坂を上る途中にある「池田1号古墳」は直径14mの円墳で、6世紀末ごろに築造され7世紀末ごろまで4・5回追葬されていたと推定されています。 下街道を東に進んでいくと、秋葉山の常夜灯が見えてきます。文政9年に建立され、下街道の中では一番大きい常夜灯だと言われています。明治13年の明治天皇の巡幸を機に、道路に工事が加えられ現在の姿に変わりました。そこから東に進むと、樹高8.9mの「池田のエノキ」がそびえ立ちます。かつては廿原方面へ通じる街道の目印となっていた市指定天然記念物です。そのすぐ横には「池田のお地蔵様」があります。 散歩を続けてお腹がすいた時にはcoffee LARKへ。地元の皆さんに愛される創業30年のレトロ感の漂うお店ではモーニング、お値打ちランチを仲良し家族でおもてなししてくれますよ!