マイティラインとは

現役時代さながらのシュアなバッティングだ。沖縄キャンプ終盤。マシン…

    • 2021年03月05日(金)
    • ドラ番記者プラール

 現役時代さながらのシュアなバッティングだ。沖縄キャンプ終盤。マシン打撃をしていたのは荒木内野守備走塁コーチだった。周りにいた若竜にお手本を示すようにバットを振っていた。

 しかし、その本心は「打ちたくなっちゃったんだよね」。野球少年のような笑顔を見せた。「コーチになってノックしていると、バッティングが良くなっていることに気付いたんだよ」。2018年に現役引退し、コーチ3年目。内野守備が本業とはいえ、2045安打を積み上げた打撃に新たな発見があるという。

 物心ついたときから竜党の記者にとって、荒木コーチは憧れの存在。小学生のころは写真付きボールペンを買い、打撃フォームをマネしていた。YouTubeでは、荒木コーチの名プレー集をたびたび視聴。没頭するあまり、時がたつのを忘れる次第です。