30日の広島戦（マツダ）で先発する小笠原のチャリティー企画「THE PROJEXT11～世界に野球を届けよう～」が絶賛開催中だ。球団公式ツイッターでは寄贈された野球用具に一部が紹介されるなど、企画が着々と進んでいる様子がうかがわれる。

同企画は西アフリカのブルギナファソに野球用具を寄贈するというもの。同国では現在、日本での社会人野球のチームが約13の地域にあり、それぞれ小、中高校生のチームもある。しかし、グラウンドはなく、砂利の駐車場のような場所でプレーしているのが現状という。

サッカーが主流のスポーツの中、15年前に20人からスタートした同国での野球人口は現在は約400人。さらに来春には同国初のグラウンドが完成予定と、着実に野球が普及している。

小笠原の行動が、ブルギナファソでの野球発展をさらに後押しするのは間違いない。

芦原　遼