マイティラインとは

予想以上のスピード解決に、練習中の足取りも軽やかだった。…

    • 2022年08月12日(金)
    • ドラ番記者プラール

予想以上のスピード解決に、練習中の足取りも軽やかだった。石垣が気をもんでいたのは、7日のDeNA戦(バンテリン)の8回に放った2年ぶりのアーチとなる1号3ランのボールが手元に戻るかどうかだった。

左翼スタンドに着弾したホームランボールは、試合終盤だったこともあって、その場では回収されなかった。9日、チームの公式YouTubeチャンネル用のインタビュー中に「実は…」とボールを探していることを告白。担当の球団職員、岡田さんの発案で、ツイッターで呼びかけた。

投稿から10分足らずで持ち主が名乗り出て、11日に本拠地初&新婚1号の記念球は石垣の手元に。「本当にありがたいです」と、お礼のサイン入りバットや打撃用手袋も発送予定。当コラムでのサポートは幻になったが、心温まる数日間だった。

志村 拓