9日の正午ごろ、選手寮「昇竜館」からバンテリンドームに向かうタクシーに選手たちが乗り込むなか、根尾が「飛騨」と書かれた箱を持って出てきた。箱の中身は「地元の桃です」。ドーム内の食堂で出してもらおうという差し入れだった。

無事に食堂でふるわれたのだろうか。翌日に根尾に聞くと「皆さん食べたはずですが、反応なしです」とのこと。桃を口にした人はいるのいか…。「桃ありましたよ！」と教えてくれたのは赤坂広報。反応なしというのも、通常差し入れの際には「〇〇さんから」と分かる表記が隣に置いてあるが、今回はその表記が無かったようだ。

ただ、おいしい桃は確実に選手たちの活力になっていた。「甘くておいしかったです」（上田）「めちゃくちゃ甘かったです」（鈴木）と大好評。産地の方々に届くとうれしいです。

土屋　あいり