東都大学野球の東洋大を6度、日本一に導いた高橋昭雄前監督が7日…
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- 2022年09月10日(土)
- ドラ番記者プラール
東都大学野球の東洋大を6度、日本一に導いた高橋昭雄前監督が7日、74歳で亡くなった。1000人近い教え子の中にはプロ入りした選手も多い。大野奨もその一人だ。
東洋大では3年春から正捕手を任され、4季連続優勝。明治神宮大会では2連覇を達成。だが指揮官から褒められた記憶はない。「おまえがしっかりしないとダメだ」。主将、正捕手、主軸を担っていた大野奨には自覚を促す言葉をかけ続けた。
最後に顔を合わせたのは2019年9月4日に開催された巨人戦(上毛新聞敷島)の試合前だという。同じく東洋大出身の梅津と、直立不動で話を聞いていた姿を記者も覚えている。「厳しい人でしたけど、高橋監督の下で過ごした4年間があったから今の僕があります」。厳しさは愛情の裏返し。教え子にはしっかり伝わっている。
長森 謙介
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