マイティラインとは

23日の巨人戦(バンテリンドームナゴヤ)で行われた福留の引退セレモニー。試合前の…

    • 2022年09月26日(月)
    • ドラ番記者プラール

23日の巨人戦(バンテリンドームナゴヤ)で行われた福留の引退セレモニー。試合前のシートノックでは右翼の守備位置に就き、ノッカーは同学年の荒木雅博内野守備走塁コーチ。2人の姿に感慨深かったファンも多かったはずだ。

1995年のドラフト会議で中日は福留(PL学園高)の抽選を外し、「外れ外れ1位」で荒木コーチ(熊本工)を獲得。3年後の福留のドラフト逆指名でチームメートになった。通算成績は福留が日米通算24年間で2619試合、2450安打。荒木コーチが23年間で2220試合、2045安打。セレモニーで花束を渡した際に荒木コーチは「全て負けました」と完敗宣言したそうだ。

最終打席やセレモニーでは福留が涙を流す場面もあったが、荒木コーチは「あいつが泣いているのを見たら笑えました」。しのぎを削り、竜の黄金時代を支えてきた2人だからこそのやり取り。胸が熱くなりました。

土屋 あいり