大相撲を担当していた記者にとって、思わぬ〝再会〟だった。中日屋内練習場の…
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- 2022年10月01日(土)
- ドラ番記者プラール
大相撲を担当していた記者にとって、思わぬ〝再会〟だった。中日屋内練習場の入り口近くに置かれていた整備道具が目に留まった。球団職員で屋内練習場担当の長田克史さんが手掛けている。
正体は、持ち手が複数あることにちなんだ「たこ」=写真。マウンドをたたいて固める。大相撲の土俵造りと同じ用途、同じ名前だった。この道で15年近い、長田さんにとって手作りは初めてのチャレンジ。たたく面は木板4枚をネジで留めて、ほどよい重さ、バランスを求めて手作りしているという。「ベストの環境を支えて、いい準備をしてもらいたいからね」と試作を重ねる。
「たこ」のデビューは、来春の沖縄キャンプの予定。来季への地固めは、静かに始まっている。
志村 拓
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