マイティラインとは

ドラフト本番が迫ってきた。立浪監督は指名候補を自らの目で確かめるため…

    • 2022年10月18日(火)
    • ドラ番記者プラール

ドラフト本番が迫ってきた。立浪監督は指名候補を自らの目で確かめるため、連日球場に足を運んでいる。シーズン中から、時間を見つけてはユーチューブなどの動画でアマチュア選手をチェックしてきたという。

「何十人かは見たね」。打者なら打っている場面だけでなく、凡打の打席もしっかりと目をこらしているのだとか。逆に言うと、中央球界では無名でも、何かのきっかけでプロの目にとまる可能性がある時代ということだ。

以前、教育関係の取材をしていたときにインターネットの教育システムを受講したモンゴルの15歳の少年が優秀な成績を残し、米マサチューセッツ工科大(MIT)に進学したという話を聞いたのを思い出した。今の時代でなければ発掘されなかった才能かもしれない。技術革新とともにチャンスのあり方も変わってきている。

土屋 善文