20日、記者は中日が1位指名を公言した沖縄大・仲地の取材のため、沖縄へ。無事に単独指名を受けほっとひと息。5度目のドラフト取材だが、毎回特別な1日になる。

最初は入社1年目の2016年。当時アマチュア競技担当だった記者は山形・酒田南高の石垣と新潟医療福祉大の笠原の両にらみで新潟に待機。石垣が3位で指名されたため、出発5分前の山形行きの電車に飛び乗って移動。石垣の実家に着いたのは、午後10時前。だが石垣は嫌な顔せずに取材対応してくれた姿を覚えてい る。

再び担当に戻り、当時の話をすると、石垣も覚えてくれていた。「やっぱりドラフトのときの記憶は残りますよ。わざわざ来てもらいましたから」とニコリ。選手にとっても記者にとっても忘れられない1日。指名された選手の活躍を期待しています。

長森　謙介