先日YouTubeを見ていた時のこと。おすすめ欄に登場してきたのは、2005年9月7日の中日対阪神の一戦だった…
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- 2022年11月25日(金)
- ドラ番記者プラール
先日YouTubeを見ていた時のこと。おすすめ欄に登場してきたのは、2005年9月7日の中日対阪神の一戦だった。
優勝争い真っただ中の試合。3-1でリードしていた阪神は、9回に本塁での際どいクロスプレーでセーフの判定を受け1点差に迫られると岡田監督が猛抗議。選手全員をベンチに引き揚げさせる事態に発展した。その後同点に追い付かれ、試合は延長に突入。
重苦しい雰囲気の中、試合を決めたのは現在2軍外野守備走塁コーチを務める中村豊コーチが11回に放った一発だった。10回の守備を終え「代打出るのか、出ないのかどっちだ」と思いながらベンチに引き返し、その矢先の決勝弾だったという。「やっぱり、あの試合は今でも思い出すし、あの経験はとてつもない財産だと思う」と同コーチ。2軍でともに汗を流した若竜が、1軍の舞台でしびれる経験をする。何よりのやりがいだろうと思った。
芦原 遼
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