山井2軍投手コーチの、東日本大震災の被災地訪問に同行した…
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- 2022年12月06日(火)
- ドラ番記者プラール
山井2軍投手コーチの、東日本大震災の被災地訪問に同行した。記者は今回訪れた宮崎・気仙沼は震災直後に取材したことがある。街並みは大きく変わっていた。
当時は至る所にがれきがあふれ、ところどころに船が打ち上げられていた。気仙沼には港の向かいに大島という島がある。今では橋が架かっているが、当時はなかった。孤立した島にはボートで避難物資が送られていた。窮状がなかなか報じられない中、「お前に託した」とボートに乗せてもらい、取材に向かった。みんなが生きるのに必死だった。その時の記憶がありありとよみがえってきた。
今回、島にある亀山の頂上から街を見下ろした。「風化しないように記憶をつないでいかないとね」。変わりゆく景色と変わらない思い。あれから11年。山井コーチの言葉が心に響いた。
土屋 善文
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