衝撃的だった。あの放物線は今でも忘れられない。2017年10月3日。場所は横浜スタジアム…
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- 2022年12月12日(月)
- ドラ番記者プラール
衝撃的だった。あの放物線は今でも忘れられない。2017年10月3日。場所は横浜スタジアム。プロ初打席だった高卒1年目、19歳の右バッターがフルスイングで直球をとらえる。打球はバックスクリーンの電光掲示板に直撃した。
細川成也。記者席から見ていて、とんでもない打者が現れたと思った。あれから6年。初めて実施された現役ドラフトでそのとき投げていた笠原と”トレード”になったのは何かの縁としかいいようがない。
この間、一度だけ取材の中で細川の名前が出たことがある。巨人坂本の2000安打の関連取材で訪れた明秀学園日立高でのこと。細川の母校であり、同校の金沢監督は坂本の光星学院高時代の恩師でもある。「細川は始動だけ。少し早くなればガラッと変わる」。その「少し」が難しい世界だということは重々分かる。しかし、夢を見たくなる大器である。
土屋 善文
2018年に大手WEBでは載らない岐阜県多治見市近辺に特化した情報を集め公開スタート。
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